事務職への転職・就職に有利な資格について

公務員は資格取得により,手当が出たりすることはほぼありません。資格取得する機会があまりないかもしれません。

しかし,転職・就職には有利とされる資格があります。

一般的に事務職で有利とされる資格は英語力・パソコン・帳簿関係の処理能力関係の資格です。

あくまでもツールとしての処理能力です。その能力を使った仕事がしたいという漠然とした考えより,どういった仕事でどう生かすかを考え取得しましょう。

英語力

 

TOIEC

外語大などでは,730点を卒業資格としているところもあり(神田外語大など),そのレベルが最低でしょう。

パソコン

 

MOS(MicrosoftOfficeSpecialist)

パソコンの使用は必須です。公務員の場合,ワードの使用は多いのですが,データ分析をする課の担当以外エクセルを使用した演算が非常に少ないと思われます。客観的な実力の証明としてスペシャリスト・エキスパートレベルまで取りましょう。

以下MOS公式より

Qなぜ一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の両方を取得した方が良いのでしょうか?

A上級レベルは一般レベルで学習している内容を理解していることを前提として開発されています。出題範囲は一般レベルと重複していないため、上級レベルを学習しただけでは、一般レベルで学習する基本的な機能や操作方法を活用できていない可能性があります。
アプリケーションスキルの習得を自信を持ってアピールするためにも、上級レベルの前に、しっかりと基礎からの学習をお勧めします。

<例>
Word
上級レベルの差し込み印刷に関する高度な操作やマクロ記録の操作方法を学習して応用力を身につけることも大切ですが、一般レベルの出題範囲にあるハイパーリンク機能で文書内を素早く移動したり、文字列を表に変換したりする方法や、文字や見出しスタイルの作成や変更の方法も知っていれば、体裁の良い文書を作成できるようになります。応用レベルだけでなく基本的な機能や知識の習得は、Wordの利用スキルを証明するための大切なステップです。

Excel
上級レベルのピボットテーブルやピボットグラフを使ってデータを分析したり、表示したりする方法もExcelの応用力を身につけるうえで大切ですが、一般レベルの出題範囲にある条件付き書式やスパークラインなどの機能を知っていれば、簡単にデータの傾向をとらえることができます。基本的な機能や操作に関する知識も習得することで、Excelの習熟度をよりアピールできるようになります。

 

以上

科目ごとの合格点は公開していないが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安とのこと。

 

企業の中では社内受験制度を設けている企業もあり(大手の明星食品株式会社など),日に日に重要度が増しています。

 

帳簿関係

日商簿記検定

これも公営企業会計の水道・下水道課以外は単式簿記のため,複式簿記の民間企業では官公庁の会計処理の能力は使えません。事務・会計などで働きたい場合は2級まで取得しましょう。

 

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