課に配属されてまずやるべき事

公務員の仕事は,法律の運用がメインです。初めに確認すべき事をまとめました。

課の仕事の対象を把握する

まず課の仕事を把握しましょう。たとえば福祉関係だと誰を助けるためにその課が存在するのか。大抵はグループの名前に対象があらわされています。全体像をつかみましょう。

グループの仕事の対象を把握する

グループの仕事は課の仕事を目的別に分けています。例えば福祉なら片方は老人,もう片方は子供など。その対象についてさらに細かく一人は支給,一人は現地確認等に担当が分かれています。グループの仕事の対象を把握すればさらに細かく概要がつかめていくはずです。

自分の仕事の対象を把握する

自分の仕事の対象は,何なのか把握することがとても大事です。福祉関係なら障害者なのか,何歳の子供なのかなどです。概要を把握したら仕事の内容の把握に移ります。

自分の仕事の内容を把握する

自分の仕事の内容は何なのか。すごく重要なことです。仕事は管理職からの命令内容により決定します。特に近年の地方公務員法の改正によって上司からの命令で動くよう具体的に明示されました。これまではあいまいでしたが曖昧さを消す流れになっています。これは人事評価制度が公務員にも広まっているからでしょう。

人事評価では,期首期末に面談を行い目標管理をすることで成長を促す制度です。目標管理をするためにも自分の仕事内容を把握することが重要になります。

では,どのように把握するのか。まずは,予算です。グループの予算を確認しましょう。グループの予算を確認することでグループの仕事内容が把握できます。

グループの仕事の中から自分の仕事がうまれるため,自分とグループの人の関係が明確になります。予算書から確認しましょう。

次に例規集の確認です。例規には組織規程等があり,事務分掌が乗っています。そこに課の仕事が乗っているのです。この先公務員で働く場合例規集の確認は必須となります。財務関係の規則や法律の運用規則などその運用と改正が公務員のメインの仕事です。

おまけに。ホームページを確認しましょう。ここには,課の仕事が簡潔に乗っています。把握するにはもってこいです。

最後に

仕事をしながら課題を自分で見つけ,覚えていくことになります。良い公務員人生を送るには目標管理がすごく大事です。その目標を高く置くと上司に邪魔される環境であれば成長はありません。環境を変えようと研修の実施やプロジェクトチームリーダーになり,よくしようと努力できるところは全て行った上で自分は転職しました。確実に民間のほうがやりがいがあります。新規採用でやりたいことができない場合は次の記事も読んでください。それでは。

新卒で希望部署に配属されなかったらやるべき事の3つの選択肢

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転職活動前に自分が何をできるか振り返ろう

自分が過去の課で何をやってきたか時系列順に書き並べてみよう。

客観的なデータを集めて課題にぶつかった時にどのように行動したか,なぜそのように行動したかなどを考えていくといいでしょう。

上司に頼り切りだったことや無謀な挑戦をしてきたなど様々なことがわかるでしょう。

自己分析するための基本項目

仕事で一番すきだったことはなにか。その理由は。

例:各課調整や交渉。相手の価値観を知り,相手と自分の課の落としどころを探すこと。お互いの理解が深まるため好きでした。

自分の長所短所は。

仕事で一番つらかったことは何か。

仕事で一番難しかったことは何か。

会社でどんな仕事をしていたいと思っているか。

得意なことと不得意なこと

長所と短所

好きなことと嫌いなこと

なりたい自分となりたくない自分

仕事選び,会社選びに理由をあげていこう

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新卒で希望部署に配属されなかった時にやるべき事の3つの選択肢

会社の上司や人事部に相談をしよう

会社の上司や人事部に相談することで,配属先の希望が通る可能性があります。ただし,可能性は極わずかです。地方公務員は,与党議員に人事案を通している可能性があるため配属先を変えるのは厳しいのです。ただし,部長権限で部内の課の配属先を変えることは可能です。そこまでの気概を持った部長はいるとは思えませんが・・・。

異動届が出せる時期を待とう

自治体によりますが,異動希望の調査が11月頃にあります。そこでどの程度異動希望があるのか,異動希望先はどこかなどを提出することができます。ただし,2年から3年が事務系異動周期です。2年3年先になると異動できる可能性は増すでしょう。その間に改善できる場所を改善していきましょう。

ただし,理系や技術職の場合職員数の少ない自治体では,技術系の現場から異動できる機会は少ないでしょう。 

転職をしよう

第二新卒枠で転職をすればペナルティを少なく希望した仕事にダイレクトに応募できます。自治体での所属年数が長くなればなるほど市場価値は減っていきます。転職をする場合すばやい行動が鍵となります。公務員は保守的で環境が変わることはまず有り得ません。自分が慣れてしまい周りと同じような人になってしまうのが怖い場合はすぐ転職しましょう。

転職の際にはまず転職サービスに登録しましょう。転職サービスとは,転職を考えている方と社員を募集している会社をマッチングするサービスのことです。まず前提として公務員ですと民間側から敬遠されるのが一般的です。

このサイトも事業提携を申し込みましたが,公務員の転職支援は転職サービス大手の数社は断られました。元公務員というだけで使えないという悪印象があり,元公務員を求めている民間会社が少ないのが原因でしょう。

しかしそういった中でも公務員を求めている企業を紹介してくれるサービスがあります。ネオキャリアの運営する第二新卒エージェントneoです。まず登録だけでもしましょう。無料です。後悔先に立たず。新たなスタートをきる準備をしましょう!

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第二エージェントneoでは,初回面談は最大2時間。時間は使いますが、過去、現在、未来を通し一緒にキャリアプランを立てていきます。 また、過去の経験や学校での過ごし方、就職活動の経験や部活動からその方の性格や考え方をヒアリングし、 そこを踏まえた求人のご紹介を行います。 取引企業様は約1万社。 ブラック企業は除外をして紹介。 未経験職種への転職でもキャリアアドバイザーが書類の添削からお手伝いをします。 アットホームな雰囲気で就職・転職後もご連絡をいただける場合が多く, 内定が決まった後も書類のお手伝いや入社前研修を行っており、 入社後も定期的に担当から連絡をしているとのこと。

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